【活用ガイド】

JVNDB-2011-005123

複数の Sophos 製品におけるフルディスク暗号化の機能を破られる脆弱性

概要

複数の Sophos 製品は、(1) 期限切れの資格情報、および (2) 無効な資格情報の削除が遅れるため、フルディスク暗号化の機能を破られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ソフォス
  • SafeGuard Easy Device Encryption Client 5.50.x
  • SafeGuard Enterprise Device Encryption 5.x から 5.50.8.13
  • Sophos Disk Encryption 5.50.x

想定される影響

攻撃者により、当該の資格情報の削除の遅れを利用されることで、フルディスク暗号化の機能を破られる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ソフォス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-5117
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-5117
更新履歴

  • [2012年08月27日]
      掲載