【活用ガイド】

JVNDB-2011-005108

Cisco Carrier Routing System におけるアクセス制御リストのエントリを回避される脆弱性

概要

Cisco Carrier Routing System (CRS) には、アクセス制御リスト (ACL) のエントリを回避される脆弱性が存在します。

本問題は、Bug ID CSCtj10975 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Carrier Routing System 3.9
  • Cisco Carrier Routing System 4.0
  • Cisco Carrier Routing System 4.1

想定される影響

第三者により、断片化されたパケットを介して、アクセス制御リスト (ACL) のエントリを回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-1342
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-1342
更新履歴

  • [2012年08月08日]
      掲載