【活用ガイド】

JVNDB-2011-005085

Moodle のエラーメッセージ機能における任意の Web サイトへ誘導される脆弱性

概要

Moodle のエラーメッセージ機能は、ローカル Moodle インスタンスに対して、「続ける (Continue) 」のリンクが http、または https URL を参照することを確認しないため、利用者が任意の Web サイトへ誘導される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Moodle
  • Moodle 1.9.13 未満の 1.9.x
  • Moodle 2.0.4 未満の 2.0.x
  • Moodle 2.1.1 未満の 2.1.x

想定される影響

攻撃者により、利用者が任意の Web サイトへ誘導される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Moodle
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4294
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4294
更新履歴

  • [2012年07月18日]
      掲載

公表日2011/08/08
登録日2012/07/18
最終更新日2012/07/18