【活用ガイド】

JVNDB-2011-004847

World of Padman などの製品で使用される ioQuake3 エンジンにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

World of Padman、Tremulous および ioUrbanTerror で使用される ioQuake3 エンジンは、quake3 ディレクトリに書き込む前に危険なファイルの拡張子をチェックしないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2011-2764 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ioquake3
  • ioquake3 engine
tremulous
  • Tremulous 1.1.0
urbanterror
  • iourbanterror 2007-12-20
worldofpadman
  • world of padman 1.2 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、トロイの木馬 DLL ファイルを生成する巧妙に細工されたサードパーティアドオンを介して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ioquake3 tremulous urbanterror worldofpadman
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3012
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3012
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2011/08/09
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27