【活用ガイド】

JVNDB-2011-004783

FreeRADIUS の ocsp_check 関数における認証を回避される脆弱性

概要

FreeRADIUS の rlm_eap_tls.c のocsp_check 関数は、OCSP が有効にされた際、OCSP レスポンダーからの返信を適切に解析しないため、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


FreeRADIUS
  • FreeRADIUS 2.1.11

想定される影響

第三者により、廃止された .X509 クライアントの証明書付きの EAP-TLS プロトコルが使用されることで、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeRADIUS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2701
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2701
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載