【活用ガイド】

JVNDB-2011-004782

Linux kernel の si4713_write_econtrol_string 関数におけるバッファーオーバーフローの脆弱性

概要

Linux kernel の drivers/media/radio/si4713-i2c.c の si4713_write_econtrol_string 関数には、バッファーオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.39.4 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、V4L2_CID_RDS_TX_PS_NAME または V4L2_CID_RDS_TX_RADIO_TEXT コントロール ID を保有する巧妙に細工された s_ext_ctrls 操作を介して、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、またはその他の詳細不明な影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 古典的バッファオーバーフロー(CWE-120) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2700
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2700
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載