【活用ガイド】

JVNDB-2011-004768

Asterisk Open Source の SIP チャンネルドライバのディフォルト設定におけるアカウント名を列挙される脆弱性

概要

Asterisk Open Source の SIP チャンネルドライバのディフォルト設定には、alwaysauthreject オプションを有効にしないため、ディフォルト設定におけるアカウント名を列挙される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2011-2536 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk 1.4.x から 1.4.41.2 および 1.6.2.x から 1.6.2.18.2

想定される影響

第三者により、一連の無効な SIP リクエストおよび異なるユーザ名の応答に相違を見出されることで、ディフォルト設定におけるアカウント名を列挙される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2666
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2666
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載