【活用ガイド】

JVNDB-2011-004729

Asterisk Open Source の SIP チャンネルドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Asterisk Open Source の SIP チャンネルドライバの chan_sip.c は、SIP パケットの「 \0 」 文字を適切に処理しないため、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk 1.6.2.18.1 未満の 1.6.x および 1.8.4.3 未満の 1.8.x

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたパケットを介して、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2529
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2529
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載