【活用ガイド】

JVNDB-2011-004727

Shibboleth などで使用されるApache XML Security for C++ の XML 署名における一つずれエラーの脆弱性

概要

Shibboleth などで使用される Apache XML Security for C++ の XML 署名には、サービス運用妨害 (クラッシュ) の状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Santuario XML Security for C++ 1.6.0
Shibboleth
  • Shibboleth Service Provider 2.4.3 未満

想定される影響

第三者により、過度に大きい RSA 鍵を使用した署名を介して、バッファオーバーフローを引き起こすサービス運用妨害 (クラッシュ) の状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation Shibboleth
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2516
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2516
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2011/07/11
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27