【活用ガイド】

JVNDB-2011-004670

Ruby on Rails のクロスサイトスクリプティング制限機能におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Ruby on Rails のクロスサイトスクリプティング制限機能は、安全なバッファの変異を適切に処理しないため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Ruby on Rails project
  • Rails 2.3.12 未満の 2.x、3.0.8 未満の 3.0.x、および 3.1.0.rc2 未満の 3.1.x

想定される影響

攻撃者により、問題のある文字列のメソッドを使用するアプリケーションに対し、巧妙に細工された文字列を介して、 クロスサイトスクリプティング攻撃をされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ruby on Rails project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2197
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2197
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2011/06/08
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27