【活用ガイド】

JVNDB-2011-004557

IBM TDS における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Tivoli Directory Server (TDS) は、拡張操作の監査の ibm-auditAttributesOnGroupEvalOp 設定を適切に処理しないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.7 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Tivoli Directory Server 5.2.0.5-TIV-ITDS-IF0010 未満の 5.2、6.0.0.67 未満の 6.0、6.1.0.40 未満の 6.1、6.2.0.16 未満の 6.2、6.3.0.3 未満の 6.3

想定される影響

攻撃者により、監査ログを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1820
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1820
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載