【活用ガイド】

JVNDB-2011-004553

keepalived の core/pidfile.c の pidfile_write 関数における任意のプロセスを停止される脆弱性

概要

keepalived の core/pidfile.c の pidfile_write 関数には、/var/run/ 内の (1) keepalived.pid、(2) checkers.pid、および (3) vrrp.pid ファイルに対して 0666のパーミッションを使用するため、任意のプロセスを停止される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


keepalived
  • keepalived 1.2.2 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、/var/run/ 内の (1) keepalived.pid、(2) checkers.pid、または (3) vrrp.pid ファイルへの PID の書き込みを介して、任意のプロセスを停止される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

keepalived
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1784
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1784
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載