JVNDB-2011-004550
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Linux kernel の is_gpt_valid 関数における重要な情報を取得される脆弱性
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Linux kernel の fs/partitions/efi.c の is_gpt_valid 関数は、Extensible Firmware Interface (EFI) GUID Partition Table (GPT) のエントリーサイズをチェックしないため、サービス運用妨害 (ヒープベースのバッファオーバーフローおよび OOPS) 状態となる、またはカーネルヒープメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2011-1577 とは異なる脆弱性です。
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CVSS v3 による深刻度 基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: 物理
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃に必要な特権レベル: 不要
- 利用者の関与: 不要
- 影響の想定範囲: 変更なし
- 機密性への影響(C): 高
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度 基本値: 5.6 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): 全面的
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Linux
VMware
- VMware ESX 3.5
- VMware ESX 4.0
- VMware ESX 4.1
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攻撃者により、巧妙に細工された GPT ストレージデバイスへの接続を介して、サービス運用妨害 (ヒープベースのバッファオーバーフローおよび OOPS) 状態にされる、またはカーネルヒープメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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kernel.org
Linux
VMware
レッドハット
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- バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
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- CVE-2011-1776
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1776
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- [2012年03月27日]
掲載
[2012年12月19日]
影響を受けるシステム:VMware (VMSA-2012-0001) の情報を追加
ベンダ情報:VMware (VMSA-2012-0001) を追加
[2016年06月30日]
ベンダ情報:kernel.org (ChangeLog-2.6.39) を追加
ベンダ情報:kernel.org (Validate size of EFI GUID partition entries.) を追加
ベンダ情報:レッドハット (Bug 703026) を追加
ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2011:0927) を追加
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