【活用ガイド】

JVNDB-2011-004407

Tinyproxy の acl.c における Web トラフィックの発生源を隠蔽される脆弱性

概要

Tinyproxy の acl.c には、Allow 設定が IP アドレスから TCP 接続を許可する CIDR ブロックを特定される際、Web トラフィックの送信元を隠される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


banu
  • tinyproxy 1.8.3 未満

想定される影響

第三者により、オープンの HTTP プロキシサーバを利用されることで、Web トラフィックの送信元を隠される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

banu
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1499
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1499
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載