【活用ガイド】

JVNDB-2011-004384

Apple iOS および Apple TV の ステートレスアドレス自動設定機能におけるユーザ追跡の脆弱性

概要

Apple iOS および Apple TV の IPv6 ネットワーキング実装内のステートレスアドレス自動設定機能は、MAC アドレスを IPv6 アドレス内に配置するため、ユーザが追跡される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple TV 4.2 未満
  • iOS 4.3 未満

想定される影響

リモートの IPv6 サーバにより、IPv6 アドレスのソースのログ情報を介して、ユーザ追跡される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1418
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1418
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2011/03/11
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27