【活用ガイド】

JVNDB-2011-004380

Shibboleth OpenSAML ライブラリにおける認証を回避される脆弱性

概要

Shibboleth OpenSAML ライブラリには、メッセージを偽装される、および認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Shibboleth
  • Identity Provider 2.3.1
  • OpenSAML 2.4.3 未満の 2.4.x および 2.5.1 未満の 2.5.x
オラクル
  • Oracle Fusion Middleware の Oracle Event Processing 2.0
  • Oracle Fusion Middleware の Oracle Event Processing 11.1.1.4.0
  • Oracle Fusion Middleware の Oracle Event Processing 11.1.1.6.0

想定される影響

第三者により、XML 署名ラッピング攻撃を介して、メッセージを偽装される、および認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Shibboleth オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1411
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1411
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載
    [2012年10月22日]
      影響を受けるシステム：オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - October 2012) の情報を追加
      ベンダ情報：オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - October 2012) を追加
      ベンダ情報：オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - October 2012 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報：オラクル (October 2012 Critical Patch Update and Critical Patch Update for Java SE Released) を追加

公表日2011/07/25
登録日2012/03/27
最終更新日2012/10/22