【活用ガイド】

JVNDB-2011-004306

FileNet P8 CM および FileNet P8 BPM で使用される IBM FileNet P8 Content Engine における権限昇格の脆弱性

概要

FileNet P8 Content Manager (CM) および FileNet P8 Business Process Manager (BPM) で使用される IBM FileNet P8 Content Engine は、全ての Object Store 変更に対する PRIVILEGED_WRITE アクセスロールを要求しないため、オブジェクトの特権プロパティを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • filenet p8 content engine 4.0.1 から 5.0.0
  • filenet p8 content manager
  • IBM FileNet Business Process Manager

想定される影響

第三者により、オブジェクトの特権プロパティを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1046
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1046
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2011/02/21
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27