【活用ガイド】

JVNDB-2011-004281

SUSE Linux Enterprise Server で使用される pure-ftpd における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

SUSE Linux Enterprise Server で使用される pure-ftpd は、OES Netware 拡張が稼動している際、全ユーザに書き込み権限のあるディレクトリを作成するため、任意のファイルを上書きされる、および権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Novell
  • SUSE Linux 9.1 Enterprise Server 10 SP3 および SP4、Enterprise Desktop 10 SP3 および SP4
pureftpd
  • Pure-FTPd 1.0.22

想定される影響

ローカルユーザにより、任意のファイルを上書きされる、および権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell pureftpd
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0988
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0988
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載