【活用ガイド】

JVNDB-2011-004268

Vino の vino-server の rfbSendFramebufferUpdate 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Vino の vino-server の server/libvncserver/rfbserver.c の rfbSendFramebufferUpdate 関数は、tight エンコードが使用される際、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


David King
  • Vino 2.28.3 未満の 2.x
  • Vino 2.32.2 未満の 2.32.x
  • Vino 3.0.2, 未満の 3.0.x
  • Vino 3.1.1 未満の 3.1.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、範囲外読み込み操作を誘発する framebuffer update リクエスト内の巧妙に細工された配列を介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

David King レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0905
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0905
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載
    [2016年06月30日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2013:0169) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (Bug 694456) を追加

公表日2011/05/10
登録日2012/03/27
最終更新日2016/06/30