【活用ガイド】

JVNDB-2011-004041

Fedora の sudo の parse.c における root 権限を取得される脆弱性

概要

Fedora の sudo の parse.c は、システムグループに属するユーザの認証を判定する際に、sudoers ファイル内の当該グループを適切に解釈しないため、sudoers される、および root 権限を取得される脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2009-0034 のリグレッションに起因した脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Todd C. Miller
  • Sudo 1.7.4p5-1.fc14 未満
レッドハット
  • fedora 14

想定される影響

ローカルユーザにより、sudo コマンドを介して、sudoers される、および root 権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Todd C. Miller
  • todd miller : SUDO
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0008
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0008
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載