【活用ガイド】

JVNDB-2011-003942

Linux-PAM の pam_env モジュールにおける意図しない環境でプログラムを実行される脆弱性

概要

Linux-PAM (pam) のpam_env モジュールは、ユーザのホームディレクトリ内の .pam_environment ファイルを読むため、意図しない環境でプログラムを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


kernel.org
  • Linux-PAM 1.1.2 およびそれ以前

想定される影響

ローカルユーザにより、pam_env PAM チェックに依存するプログラムの実行を介して、意図しない環境でプログラムを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

kernel.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 設計上の問題(CWE-DesignError) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4708
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4708
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載