【活用ガイド】

JVNDB-2011-003916

Linux kernel の irda_getsockopt 関数における整数アンダーフローの脆弱性

概要

Linux kernel の net/irda/af_irda.c の irda_getsockopt 関数には、整数アンダーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel x86 以外のプラットフォームにおける 2.6.37

想定される影響

ローカルユーザにより、IRLMP_ENUMDEVICES getsockopt 呼び出しを介して、カーネルスタックメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 整数アンダーフロー(CWE-191) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-4529
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-4529
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載