【活用ガイド】

JVNDB-2011-003852

dpkg の dpkg-source におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

dpkg の dpkg-source には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Debian
  • dpkg 1.14.31 未満および 1.15.x

想定される影響

攻撃者により、source-format 3.0 パッケージ用のパッチのディレクトリトラバーサルシーケンスを介して、任意のファイルを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-1679
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-1679
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載
    [2014年12月02日]
      ベンダ情報:オラクル (Multiple vulnerabilities in GNU patch utility) を追加