【活用ガイド】

JVNDB-2011-003846

SAVCE などの製品で使用されている AMS または AMS2 の HDNLRSVC.EXE における任意のプログラムを実行される脆弱性

概要

Symantec AntiVirus Corporate Edition、Symantec System Center および Symantec Quarantine Server で使用されている Intel Alert Management System の HDNLRSVC.EXE には、任意のプログラムを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シマンテック
  • antivirus central quarantine server 3.5 および 3.6
  • Symantec AntiVirus 10.1 未満の 10.x
  • system center 10.x

想定される影響

第三者により、CreateProcessA 呼び出しで直接使用される UNC 共有パス名の msgsys.exe への送信を介して、任意のプログラムを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
  • Symantec Security Advisory : SYM11-003
  • シマンテック セキュリティ・アドバイザリー : SYM11-003
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0111
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0111
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載