【活用ガイド】

JVNDB-2011-003767

IBM DB2 におけるサービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) の脆弱性

概要

IBM DB2 には、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 FP11 未満の 9.1
  • IBM DB2 FP9 未満の 9.5
  • IBM DB2 FP5 未満の 9.7
  • IBM DB2 FP4 未満の 9.8

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Distributed Relational Database Architecture (DRDA) リクエストを介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2012-0710
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2012-0710
更新履歴

  • [2012年03月23日]
      掲載

公表日2011/06/10
登録日2012/03/23
最終更新日2012/03/23