【活用ガイド】

JVNDB-2011-003561

Jetty におけるサービス運用妨害 (CPU 資源の消費) の脆弱性

概要

Jetty は、ハッシュ衝突を想定した制限を行わずにフォームパラメータのハッシュ値を算出するため、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mort Bay Consulting
  • Jetty 8.1.0.RC2 およびそれ以前
オラクル
  • Oracle Enterprise Manager Grid Control の Enterprise Manager Base Platform 12.1.0.3
  • Sun Storage Common Array Manager 6.9.0

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたパラメータを大量に送信されることで、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mort Bay Consulting オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4461
参考情報

  1. JVN : JVNVU#903934
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4461
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#903934
  4. IPA 緊急対策情報 : 20120106-web
更新履歴

  • [2012年01月04日]
      掲載
    [2012年01月17日]
      CVSS による深刻度:基本値および機密性、完全性、可用性への影響を変更
      CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を変更
    [2015年01月22日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - January 2015) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - January 2015 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:オラクル (January 2015 Critical Patch Update Released) を追加
    [2016年05月31日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update CVSS V2 Risk Matrices - April 2016) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Critical Patch Update Advisory - April 2016) を追加
      ベンダ情報:オラクル (Text Form of Oracle Critical Patch Update - April 2016 Risk Matrices) を追加
      ベンダ情報:オラクル (April 2016 Critical Patch Update Released) を追加