【活用ガイド】

JVNDB-2011-003545

FreeBSD の telnetd の libtelnet/encrypt.c におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

FreeBSD の telnetd の libtelnet/encrypt.c には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 7.3 から 9.0
Heimdal project
  • Heimdal 1.5.1 およびそれ以前
MIT Kerberos
  • Kerberos 5 (krb5-appl) 1.0.2 およびそれ以前
VMware
  • VMware ESX 4.0
  • VMware ESX 4.1
  • VMware ESX 3.5

想定される影響

第三者により、長い暗号鍵を使用して、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダから正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD VMware オラクル シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 古典的バッファオーバーフロー(CWE-120) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4862
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4862
更新履歴

  • [2011年12月28日]
      掲載
    [2012年04月04日]
      影響を受けるシステム:VMware (VMSA-2012-0006) の情報を追加
      ベンダ情報:VMware (VMSA-2012-0006) を追加
    [2012年04月16日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2011-4862 Buffer Overflow vulnerability in Telnet) を追加
    [2012年10月16日]
      ベンダ情報:シスコシステムズ (cisco-sa-20120126-ironport) を追加