【活用ガイド】

JVNDB-2011-003541

lighttpd の base64_decode 関数における整数符号エラーの脆弱性

概要

lighttpd の HTTP 認証機能 (http_auth.c) 内の base64_decode 関数には、整数符号エラーの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


LIGHTTPD
  • lighttpd 1.4.30 未満の 1.4
  • lighttpd SVN revision 2806 未満の 1.5

想定される影響

第三者により、負のインデックスと共に領域外のメモリー参照を誘発する、巧妙に細工された base64 形式の入力を介して、サービス運用妨害 (セグメンテーション違反) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダから正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

LIGHTTPD オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4362
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4362
更新履歴

  • [2011年12月28日]
      掲載
    [2012年04月20日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2011-4362 Denial of Service (DoS) vulnerability in lighttpd) を追加