【活用ガイド】

JVNDB-2011-003483

Unbound の validator/val_nsec3.c におけるサービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) の脆弱性

概要

Unbound の validator/val_nsec3.c は、NSEC3-signed ゾーンの検証処理を適切に行わないため、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2011-4528 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Stichting NLnet Labs
  • Unbound 1.4.13p2 未満

想定される影響

リモートの DNS サーバにより、NSEC3 レコードに関する想定外の形式の応答を介して、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Stichting NLnet Labs
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4869
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4869
更新履歴

  • [2011年12月21日]
      掲載