【活用ガイド】

JVNDB-2011-003161

Cisco Nexus 5000 および 3000 シリーズスイッチにおけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Cisco Nexus 5000 および 3000 シリーズスイッチの Cisco NX-OS における ACL 実装は、deny ステートメントに関連したコメントを適切に処理しないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
本問題は、Bug IDs CSCto09813 および CSCtr61490 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco NX-OS
  • Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチ ソフトウェア 5.0(3)U1(2a) 未満
  • Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチ ソフトウェア 5.0(3)U2(1)
  • Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチ ソフトウェア 5.0(3)N2(1) 未満の 5.0(2) および 5.0(3)

想定される影響

第三者により、パケットを送信されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2581
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2581
更新履歴

  • [2011年12月01日]
      掲載