【活用ガイド】

JVNDB-2011-003160

複数の Cisco 製品におけるサービス運用妨害 (クラッシュ) の脆弱性

概要

Cisco TelePresence C シリーズエンドポイント、E/EX パーソナルビデオユニット、および MXP シリーズコーデックには、TC 4.0.0 および F9.1 未満のソフトウェアを使用するとき、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCtq46500 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IP Video Phone E20 Software Base から TE 2.2.1
  • Cisco Telepresence C Series Software TC 4.0.0 未満
  • Cisco Telepresence MXP Software F9.1 未満
  • Cisco Telepresence 6000 MXP F7.0 Base から F8.2 Base
  • Cisco Telepresence 9000 MXP F7.0 Base から F8.2 Base
  • Cisco TelePresence Codec C40 ソフトウェア Base から TC 3.1.3
  • Cisco TelePresence Codec C60 ソフトウェア Base から TC 3.1.3
  • Cisco TelePresence Codec C90 ソフトウェア Base から TC 3.1.3
  • Cisco TelePresence E20
  • Cisco TelePresence EX60 ソフトウェア Base
  • Cisco TelePresence EX90 ソフトウェア TC 3.1.0 から TC 3.1.3

想定される影響

第三者により、5060 および 5061 ポートに対する巧妙に細工された SIP パケットを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2577
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2577
更新履歴

  • [2011年12月01日]
      掲載

公表日2011/08/31
登録日2011/12/01
最終更新日2011/12/01