【活用ガイド】

JVNDB-2011-003147

Cisco VPN Client における権限を取得される脆弱性

概要

64-bit Windows プラットフォーム上の Cisco VPN Client は、cvpnd.exe に対して脆弱なパーミッション (NT AUTHORITY\INTERACTIVE:F) を使用しているため、権限を取得される脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCtn50645 の問題です。
本脆弱性は、CVE-2007-4415 のリグレッションに起因した脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco VPN Client 5.0.7.0240 および 5.0.7.0290
マイクロソフト
  • Microsoft Windows 64-bit

想定される影響

ローカルユーザにより、この実行ファイルを任意のプログラムに置き換えられることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2678
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2678
更新履歴

  • [2011年12月01日]
      掲載