【活用ガイド】

JVNDB-2011-003088

Cisco TelePresence Recording Server および Cisco TelePresence Multipoint Switch における脆弱性

概要

Cisco TelePresence Recording Server デバイスのソフトウェア、および Cisco TelePresence Multipoint Switch デバイスのソフトウェアは、Java サーブレット RMI インターフェースへのリモートアクセスを適切に制限しないため、サービス運用妨害 (メモリ消費および Web の停止) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCtg35830 および CSCtg35825 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco TelePresence Multipoint Switch ソフトウェア 1.0.x
  • Cisco TelePresence Multipoint Switch ソフトウェア 1.1.x
  • Cisco TelePresence Multipoint Switch ソフトウェア 1.5.x
  • Cisco TelePresence Multipoint Switch ソフトウェア 1.6.x
  • Cisco TelePresence Recording Server Software 1.6.1 から 1.6.3
  • Cisco TelePresence Multipoint Switch
  • Cisco TelePresence Recording Server

想定される影響

第三者により、複数の巧妙に細工されたリクエストを介して、サービス運用妨害 (メモリ消費および Web の停止) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0388
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0388
更新履歴

  • [2011年11月29日]
      掲載

公表日2011/02/23
登録日2011/11/29
最終更新日2011/11/29