【活用ガイド】

JVNDB-2011-003077

Cisco TelePresence エンドポイントデバイスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco TelePresence エンドポイントデバイスのソフトウェアには、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCth03605 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco TelePresence System Software 1.2.x から 1.6.x
  • Cisco Telepresence System 1000 ソフトウェア 1.2.3 から 1.6.8
  • Cisco Telepresence System 1100 ソフトウェア 1.2.3 から 1.6.8
  • Cisco TelePresence System 1300 シリーズ ソフトウェア 1.5.10 から 1.6.8
  • Cisco TelePresence System 3000 ソフトウェア 1.2.3 から 1.6.8
  • Cisco Telepresence System 3200 シリーズ ソフトウェア 1.4.7 から 1.6.8
  • Cisco Telepresence System 500 シリーズ ソフトウェア 1.4.7 から 1.6.8

想定される影響

第三者により、不正な IP アドレスを設定する、偽装された TelePresence Manager からの不正な形式の SOAP リクエストを介して、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0377
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0377
更新履歴

  • [2011年11月29日]
      掲載