【活用ガイド】

JVNDB-2011-003030

Cisco Linksys WRT54GX の UPnP IGD 実装におけるファイアウォールを管理される脆弱性

概要

Cisco Linksys WRT54GX の UPnP IGD 実装は、UPnP が有効のとき、WAN ポート上で SOAP サーバが listen 状態になるよう設定されるため、ファイアウォールを管理される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Linksys WRT54GX Router Firmware
シスコシステムズ (Linksys)
  • Linksys WRT54GX ファームウェア 2.00.05

想定される影響

第三者により、SOAP リクエストを介して、ファイアウォールを管理される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4500
参考情報

  1. JVN : JVNVU#357851
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4500
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#357851
更新履歴

  • [2011年11月25日]
      掲載