【活用ガイド】

JVNDB-2011-002990

OWASP HTML Sanitizer おける重要な情報を取得される脆弱性

概要

OWASP HTML Sanitizer には、JavaScript を無効にする際に、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


OWASP
  • OWASP HTML Sanitizer 88 未満

想定される影響

攻撃者により、NOSCRIPT 要素の中の巧妙に細工された FORM 要素を介して、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OWASP
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4457
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4457
更新履歴

  • [2011年11月21日]
      掲載

公表日2011/11/17
登録日2011/11/21
最終更新日2011/11/21