【活用ガイド】

JVNDB-2011-002820

Enspire eClient に SQL インジェクションの脆弱性

概要

Enspire eClient には、SQL インジェクションの脆弱性が存在します。

Enspire のウェブインターフェースである eClient には、SQL インジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


インフォア
  • Enspire eClient

Enspire version 7.3.2.7, eClient version 7.3.2.3 の組み合わせで脆弱性が確認されています。
なお、他のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

遠隔の第三者によって、管理者権限でアクセスされる可能性があります。
なお、製品の設定によっては OS 自体にもアクセスされる可能性があります。
対策

2011年10月28日現在、対策方法はありません。

[ワークアラウンドを実施する]
対策版が公開されるまでの間、以下の回避策を適用することで本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

　* Enspire eClient へのアクセスを制限する
ベンダ情報

CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. SQLインジェクション(CWE-89) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1915
参考情報

  1. JVN : JVNVU#402731
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1915
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#402731
更新履歴

  • [2011年11月14日]
      掲載

公表日2011/10/28
登録日2011/11/14
最終更新日2011/11/14