【活用ガイド】

JVNDB-2011-002808

UNIX 上で動作する IBM DB2 におけるサービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) の脆弱性

概要

UNIX 上で動作する IBM DB2 には、Self Tuning Memory Manager (STMM) 機能および AUTOMATIC DATABASE_MEMORY が設定されている際、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 9.7 FP5 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、サービス運用妨害 (デーモンクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1373
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1373
更新履歴

  • [2011年11月14日]
      掲載