【活用ガイド】

JVNDB-2011-002749

Cisco Firewall Services モジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Firewall Services モジュールには、IPv6 が使用されるとき、サービス運用妨害 (メモリ破損およびモジュールクラッシュまたはハング) 状態となる脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCti83875 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Firewall Services Module (FWSM) 3.1(21) 未満の 3.1
  • Cisco Firewall Services Module (FWSM) 3.2(22) 未満の 3.2
  • Cisco Firewall Services Module (FWSM) 4.0(16) 未満の 4.0
  • Cisco Firewall Services Module (FWSM) 4.1(7) 未満の 4.1

想定される影響

第三者により、システムログメッセージ 302015 を誘発させることを介して、サービス運用妨害 (メモリ破損およびモジュールクラッシュまたはハング) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3296
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3296
更新履歴

  • [2011年11月09日]
      掲載