【活用ガイド】

JVNDB-2011-002622

OpenOffice.org および LibreOffice の oowriter におけるサービス運用妨害 (クラッシュ) の脆弱性

概要

OpenOffice.org および LibreOffice の oowriter には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenOffice.org Project
  • OpenOffice.org 3.3.0
The Document Foundation
  • LibreOffice 3.4.3 未満

想定される影響

攻撃者により、DOC sprm パーサーにおける領域外のメモリー参照を誘発する巧妙に細工された DOC ファイルを介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

OpenOffice.org Project The Document Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2713
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2713
更新履歴

  • [2011年10月31日]
      掲載