【活用ガイド】

JVNDB-2011-002599

Cisco IOS の ipv6 コンポーネントにおけるフィンガープリンティング攻撃を誘導される脆弱性

概要

Cisco IOS の ipv6 コンポーネントには、フィンガープリンティングの攻撃を誘導される、または重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
本問題は、Bug ID CSCtq02219 の問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.1(4)M1.3 未満

想定される影響

第三者により、PadN オプションデータに 0x0c01050c の値を持つ Hop-by-Hop (HBH) 拡張ヘッダ (EH) を含む ICMPv6 Echo Request パケットを介して、フィンガープリンティングの攻撃を誘導される、または重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

VMware シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2059
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2059
更新履歴

  • [2011年10月31日]
      掲載