【活用ガイド】

JVNDB-2011-002503

Django の URLField 実装内にある verify_exists 機能におけるサービス運用妨害 (リソース消費) の脆弱性

概要

Django の URLField 実装内にある verify_exists 機能には、タイムアウトを伴わない任意の URL へアクセスを試みる Python ライブラリに依存するため、サービス運用妨害 (リソース消費) 状態となる脆弱性が存在します
本問題は CVE-2011-1521 と関連する問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Django Software Foundation
  • Django 1.2.7 未満 および 1.3.1 未満の 1.3.x

想定される影響

第三者により、(1) 応答が遅い、(2) アプリケーションデータを送信済みの完了した TCP コネクション、または (3) 大量のアプリケーションデータを伴う URL を介して、サービス運用妨害 (リソース消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Django Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-4137
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-4137
更新履歴

  • [2011年10月25日]
      掲載