【活用ガイド】

JVNDB-2011-002462

Apple iOS の CalDAV における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Apple iOS の CalDAV は、SSL セッションの X.509 証明書を検証しないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 3.0 から 4.3.5 (iPhone 3GS および iPhone 4)
  • iOS 3.1 から 4.3.5 (iPod touch (3rd generation) 以降の場合)
  • iOS 3.2 から 4.3.5 (iPad 用)
  • iPad
  • iPhone
  • iPod touch

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、任意の証明書を介して、カレンダーサーバーになりすまして、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4999
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-3253
参考情報

  1. JVN : JVNVU#177979
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-3253
更新履歴

  • [2011年10月24日]
      掲載