【活用ガイド】

JVNDB-2011-002444

Microsoft Windows XP および Windows Server 2003 における権限昇格の脆弱性

概要

Microsoft Forefront Unified Access Gateway (UAG) は、Cookie のセッションを適切に検証しないため、サービス運用妨害 (IIS 休止) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Forefront Unified Access Gateway 2010

想定される影響

第三者により、不特定のネットワークトラフィックを介して、サービス運用妨害 (IIS 休止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS11-079
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS11-079
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA11-284A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2012
参考情報

  1. JVN : JVNTA11-284A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2012
  3. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2011-0027
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS11-075,076,077,078,079,080,081,082)(2011年10月12日)
  5. US-CERT Cyber Security Alerts : SA11-284A
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA11-284A
更新履歴

  • [2011年10月21日]
      掲載

公表日2011/10/11
登録日2011/10/21
最終更新日2011/10/21