【活用ガイド】

JVNDB-2011-002213

PHP の addGlob および addPattern 関数におけるサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) の脆弱性

概要

PHP の ext/zip/php_zip.c 内にある ZipArchive::addGlob および ZipArchive::addPattern 関数には、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The PHP Group
  • PHP 5.3.6

想定される影響

攻撃者により、特定のフラグ引数を介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The PHP Group
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1657
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1657
  2. Secunia Advisory : SA44874
  3. SecurityFocus : 49252
  4. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 74743
更新履歴

  • [2011年09月14日]
      掲載

公表日2011/08/25
登録日2011/09/14
最終更新日2011/09/14