【活用ガイド】

JVNDB-2011-002056

Windows 上で稼動する Apple Safari の ImageIO におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Windows 上で稼動する Apple Safari の ImageIO には、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 5

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された CCITT Group 4 エンコーディングを伴う TIFF イメージを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4808
  • Apple Security Updates : HT5281
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0241
参考情報

  1. JVN : JVNVU#781747
  2. JVN : JVNVU#692779
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0241
  4. Secunia Advisory : SA45325
  5. SecurityFocus : 48833
  6. SecurityTracker : 1025816
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 73992
更新履歴

  • [2011年08月09日]
      掲載
    [2012年05月14日]
      ベンダ情報:アップル (HT5281) を追加