【活用ガイド】

JVNDB-2011-002044

Apple Safari における同一生成元ポリシーを回避される脆弱性

概要

Apple Safari には、同一生成元ポリシー (Same origin policy) を回避される、または任意の Web サイトからのテキストレンダリングを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


アップル
  • Safari 5
  • Apple Mac OS X v10.6.8 およびそれ以降
  • Apple Mac OS X v10.5.8
  • Apple Mac OS X Server v10.6.8 およびそれ以降
  • Apple Mac OS X Server v10.5.8

想定される影響

第三者により、フォントをロードする Java アプレットを介して、同一生成元ポリシー (Same origin policy) を回避される、または任意の Web サイトからのテキストレンダリングを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT4808
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0219
参考情報

  1. JVN : JVNVU#781747
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0219
  3. Secunia Advisory : SA45325
  4. SecurityFocus : 48841
  5. SecurityTracker : 1025816
  6. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 73996
更新履歴

  • [2011年08月08日]
      掲載