【活用ガイド】

JVNDB-2011-001995

Oracle Fusion Middleware の Oracle Outside In Technology コンポーネントにおける脆弱性

概要

Oracle Fusion Middleware の Oracle Outside In Technology コンポーネントには、Outside In Filters に関する処理に不備があるため、可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Portal 6.0.0.1 未満の 6.0.0
  • IBM WebSphere Portal 6.0.1
  • IBM WebSphere Portal 6.1.0.6 CF27 未満の 6.1.0
  • IBM WebSphere Portal 6.1.5.3 CF27 未満の 6.1.5
  • IBM WebSphere Portal 7.0.0.2 CF25 未満の 7
  • IBM WebSphere Portal 8.0.0.1 CF08 未満の 8
オラクル
  • Oracle Fusion Middleware 8.3.2.0
  • Oracle Fusion Middleware 8.3.5.0

IBM WebSphere Portal をアップグレード後に Interim Fix PI07290 を適用する必要があります。
本脆弱性の影響を受ける IBM 製品の詳細については、ベンダ情報 1660640 をご確認ください。
想定される影響

攻撃者により、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Support Document : 1660640
  • IBM セキュリティー情報 : 1660774
オラクル 富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA11-201A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2267
参考情報

  1. JVN : JVNTA11-201A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2267
  3. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA11-201A
更新履歴

  • [2011年08月01日]
      掲載
    [2014年02月21日]
      影響を受けるシステム:IBM (1660640) の情報を追加
      ベンダ情報:IBM (1660640) を追加
      ベンダ情報:IBM (1660774) を追加