【活用ガイド】

JVNDB-2011-001985

Oracle Database Server の Core RDBMS コンポーネントにおける脆弱性

概要

Oracle Database Server の Core RDBMS コンポーネントには、SYSDBA に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle Database 10.2.0.3
  • Oracle Database 10.2.0.4
  • Oracle Database 10.2.0.5
  • Oracle Database 11.1.0.7
  • Oracle Database 11.2.0.1
  • Oracle Database 11.2.0.2

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、情報が漏えいする、あるいは情報を改ざんされたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル 富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA11-201A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-2253
参考情報

  1. JVN : JVNTA11-201A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-2253
  3. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA11-201A
  4. SecurityFocus : 48728
更新履歴

  • [2011年07月29日]
      掲載