【活用ガイド】

JVNDB-2011-001728

Windows 上で稼働する複数の Oracle Java SE の Java Runtime Environment コンポーネントにおける脆弱性

概要

Windows 上で稼働する複数の Oracle Java SE の Java Runtime Environment (JRE) コンポーネントには、Deployment に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • JDK 6 Update 25 およびそれ以前
  • JRE 6 Update 25 およびそれ以前
ヒューレット・パッカード
  • HP Systems Insight Manager 7.0 未満

想定される影響

リモートの信頼できない Java Web Start アプリケーションや Java アプレットにより、情報が漏えいする、あるいは情報を改ざんされたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-0817
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-0817
  2. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2011-0015
  3. Secunia Advisory : SA44784
  4. SecurityFocus : 48134
  5. SecurityTracker : 1025610
更新履歴

  • [2011年06月22日]
      掲載
    [2013年03月26日]
      影響を受けるシステム:ヒューレット・パッカード (HPSBMU02769 SSRT100846) の情報を追加
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBMU02769 SSRT100846) を追加